長瀞に流れる荒川は、毎年夏になると多くの観光客で賑わいます。
しかし、飲酒後の水遊びや無理な飛び込み等で水の事故も増えています。
水の事故を防止するため、長瀞では川で働く川下りの船頭やラフティングリバーガイド、カヌー指導者の民間人と
警察や消防、行政らがお互いに協力し合い、水の事故防止のため、この季節に合同訓練を実施しています。
この訓練は、平成15年から開始し、今年で13回目となります。
訓練の効果は絶大で、毎年川で働く方々による民間救助は多く、この活動や訓練は全国的にも注目を集めています。
今日は、昨日までに降った雨の影響で、川が増水しているため、親鼻橋下の支流を使い、
ロープを要救助者が受け取りやすいよう投げ込む訓練が行われました。
その後、川が増水してしまった時に、集団で川を移動するレスキュー法も指導され、
船頭やリバーガイド、警察官や消防士が一緒になり、ラグビーのようにスクラムを組んで、川を渡る方法も訓練しました。
長瀞では、民間や行政の垣根を越えて「水の事故ゼロ」を目指して取り組んでいます!










